港町の大聖堂【1】外装
前回紹介した大学は名もなき港町の外れに位置するという設定なのですが、一方でその港町自体の開発はブログ更新が追いつかないほどに進行しています。今回はなかでも港町の象徴的建造物である大聖堂の紹介です。
大聖堂建設にあたって、まずモデルとなる大聖堂を欧州各所から探すことにしました。完全オリジナルよりは、実在の建造物を再現しつつ多少アレンジを加える方がやはり楽です。一応コンセプトとしてはイタリア中世都市のドゥオーモ、またカトリックのカテドラルをイメージしていたのですが、マインクラフトでの再現難易度なども考慮して最終的にイギリスのチチェスター大聖堂(聖公会)に決まりました。
チチェスター大聖堂についてはこちらのサイトに大変お世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。
それでは建設の経緯を見ていきましょう。
まず港町南岸の見晴らしのいい丘を建設予定地として選択。位置的には大学のすぐ隣ですね。
森を切り拓き、整地します。ちなみに大聖堂は事前にクリエイティブの別ワールドにて試作済みです。
さらに礎石を置いて大体のスケール感を確認。大聖堂建設当初はまだ港町も閑散としています。
大聖堂の壁の建材は白を基調とするネザー水晶と白羊毛で、石レンガや磨かれた閃緑岩でアクセントをつけています。
ファサード(正面部分)完成。
屋根は、港町の大聖堂だから海を連想させるものという安直な理由でプリズマリンレンガをふんだんに使用。その過程で丸裸にされた海底神殿↓
そんなこんなで外装は完成です。円錐状の尖塔のデザインにかなり苦労しましたが、こうして見ると若干のアンバランス感が良くも悪くも目立っていて、都市の威信をかけたランドマークとしてはむしろ好都合?
ちなみに描画距離を伸ばすと、遠方からでも尖塔が視認できます。日常的に長い描画距離でプレイすることはないんですが、それでも達成感ありますね。
側面から。実際の大聖堂建築の構造を踏襲して、身廊にはクリアストーリと呼ばれる採光用の高窓を設置し、側廊の上にはピナクル(小さな尖塔)を並べました。多少のそれっぽさは演出できていると思います。
ただ、実際の大聖堂建築を真似て東西の中心線は遵守したのですが、実は西が入口という条件だけは破らざるを得ませんでした。建設予定地を決めた際、大聖堂の入口にしようとしていた西側が急斜面の崖っぷちであることが発覚し、到底入口には似つかわしくないということでやむなく大学側にあたる東を正面、西を奥とした経緯があります。
ちなみにその急斜面がこちらです。
本来は大聖堂がはみ出すくらいに断崖絶壁だったのを、うまく焼石で地形造成して事なきを得ています。その時に生まれた地下空間は牧場となりました↓
真上がちょうど大聖堂最奥部にあたるので、祭壇で礼拝をしているとどこからともなく家畜の鳴き声が聞こえてくるそうな。
次回は大聖堂内部です。